2010年12月23日

老い日記[280]――生誕18,848/禁煙233日目

 よし、稽古場に行かねば。バタバタと準備して、急げ急げ時は金なりと機敏に部屋をようとしたら、ガラスのテーブルに思い切りスネをぶつける。しばしのたうち回り、かえって時間を食う。このぶつけようのない怒りをどうしてくれよう。ムカムカ気分で師走の街をヘイコラ急ぐと、あの店もこの店も、あっちの家族連れもこっちのカップルもクリスマスモード全開。なぜかは知らぬが余計に苛立ち、ストレスいっぱいで稽古場に着く。
 
 稽古は実寸が取れないので苦労の連続。ホントはここではこれがこうなっていて、と頭の中が常にパズル状態。これではますますストレスが溜まると思いながらも、なす術はなし。
 おまけに、またしても天敵・若手俳優Oが芝居の流れをぶち切るような演技を平然とかますので、コラ貴様、何考えとんじゃい、と演出家はここぞとばかりやさぐれる。
 稽古場、荒れ模様です。
 
  ところで小説『蠅の王』は2回映画化されていて、このたび日本未公開だった1962年製作の『蠅の王』のDVDを入手(イギリスのアマゾンで購入)。監督はなんと、演劇の神様と呼ばれたピーター・ブルック。いやぁ、面白かった。1990年製作のハリー・フック監督版より圧倒的にリアリティがある。同じ小説の映画化でもこうも違うとは。いやいや、ピーター・ブルックだもの、当たり前か。
「蠅の王」DVD.jpg 
左のDVDがピーター・ブルック監督の映画『蠅の王』。右はハリー・フック監督版。駄作です。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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