2010年09月20日

老い日記[186]――生誕18,754日/禁煙139日目

 早朝からけたたましい音・声で目が覚める。藤崎宮秋の例大祭の随兵行列。そのお囃子の太鼓や鉦に合わせてわーわー言う大勢の声が、権力者のもとに押し寄せる民衆の騒然とした声に聞こえ、「民よ、何を騒いでおるのじゃ。パンがないならケーキを食べるがよい。もう少し我を寝かせておくれ」と妄想をたくましくしながら二度寝を試みるが、民の声は鎮まりそうにない。仕方ないと諦めて起き出し、カーテンを開け窓を開けると、この祭り特有の掛け声、「どうかい?どうかい?」という言葉がはっきりと聞こえてきて、心の中で「最悪、最悪」と軽快に応じる。

 追い込みもいよいよ大詰め。稽古終了はついに12時を回り、ホテルに戻ったのは1時。なおかつ今日も『上通物語』に3日連続で張りついたものの、最後を詰め切れず。課題を残したまま、いよいよ明日は『メランコリーの予感』の仕込み・場当たり。 『上通物語』は土壇場まで役者全員は揃わず、全員揃っての通しは本番のみ、という可能性も現実味を帯びてきている。これではもはや芝居ではなくイベントの様相だが、「民よ、めくるめくイベントに大挙して押し掛けるがよい。腹から笑い、心から涙すれば、怒りも収まるはずじゃ」と、妄想もあらぬ方向へと突っ走る。(気が触れたわけではありません)
 今日、「みやざき演劇祭」から演出家Kさん、女優のMさん、Jさん(故郷の後輩)が稽古見学にやってくる。いろいろと話せるのかと思っていたら、5時過ぎには帰らなければならないということで、あっさりお別れ。また、いずれ。

 祭りの夕随兵(夕方の練り歩き)は大抵みんな、疲れと汗と酒とで落ち武者のようになってしまうのだが、へろへろになってホテルに戻った我が身も「落ち武者度合い」は負けてはいない。(泣)
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朝から夕方まで市の中心部を練り歩く。この随兵行列は見世物としてはさほど面白くない。典型的な「踊らにゃ損損」祭り。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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