2010年09月21日

老い日記[187]――生誕18,755日/禁煙140日目

 左の膝が調子が悪くなって、今日は一日、階段上り下りにひと苦労。いよいよ本番間近になって、疲労が溜まる一方の演出家は、心が折れる前に体のほうが「もう無理っす」と悲鳴をあげているのかもしれぬ。

 『メランコリーの予感』は本日、仕込み。美術家Iさんが東京から熊本入りし、久々の再会。ともに癌から現場復帰した戦友、元気そうで何より。
 演劇ホールの舞台上に客席も舞台もつくる「ステージ・オン・ステージ」はさすがに見やすいが、客席と舞台が近い割には上の横も(天井も袖も)スコーンと抜けているので、あくまで「小劇場風」。あのスコーンと抜けた空間を埋めるのは並大抵ではない。頑張れ、役者。しかしながら、ホントの小劇場が一つもないなんて、ホントに熊本の演劇環境は哀れ極まりない。

 膝が痛むというのに、今日はまさにステージ・オン・ステージとリハーサル室をあっちに行ったり、こっちに行ったりと、2作品を仕上げなければならぬ老体芸術監督はやたらと忙しい。それでも仕込みは美術スタッフに任せてチラチラ覗きにいく程度に抑え、日中の大半は、代役・代役のオンパレードに四苦八苦しながらも、『上通物語』の最後までの流れをつくり、なんとか形にする。
 夕方は実際に舞台美術が組みあがったステージ・オン・ステージを使って、『メランコリーの予感』の通し稽古。こちらはテクニカルもすんなり決まりそうで、あとは本番に向け、プロに徹して粛々と進めるのみ。ふう。
 Zbg.jpg 
『上通物語』の仮セット。リハーサル室は天井が低く2階屋が組めないので、サイズを縮小して台組みがしてある。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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