2011年11月28日

いざ宮島、厳島神社。――[620]生誕19,189日

 広島で仕事をするようになって、かれこれ10年近く経つというのに、さっぱり縁のなかった世界遺産・厳島神社を訪れるべく、生まれて初めて宮島へ行く。同行したのは「DOCS」メンバー6人と事業担当のNさん。
 「宮島口」というフェリー乗り場駅の現地に12時集合だったのだが、ホテルに迎えに来てくれたDOCSのリーダー格K(20歳)と二人して30分の遅刻(どうも時間の読みがアバウトすぎたみたいで……)。11時には来ていたというやる気満々もいて、初っぱなからオッサンはお荷物状態。申し訳ありませぬ。
 
 厳島神社はさすがに美しかった。水をたたえた浅瀬に立つ大鳥居も美しいし、夕方の干潮には水が引いて歩いて渡り、間近で見上げる大鳥居も勇壮だ。もちろん何もかもがすっかり観光地化されていて出雲大社のような異界に誘われるような荘厳さは今ひとつないのだが、それでもやはり大和魂のようなものをくすぐられる。
 その後、地元では有名店との情報を得て、メニューは「あなごめし」ひとつしかない店で、その「あなごめし」にありつく。結構待たされてようやくその全貌が目の前に現れ、「おお、うまいうまい」と食べていたら、横にいたT(19歳)の箸がいつのまにかぴたりと止まっている。「どした?」と水を向けると、「実は白身魚にアレルギーがあって……」。なぬ?なぜそれを先に言わぬ? 「なんとか食べられるかなと思ったんですけど、やっぱりダメでした」。メニューが「あなごめし」しかないことがあだになったよう。しかし、「あなごめしに行こうぜ」となった時点で「僕、ダメです」と決して言わないTの性格がにわかには信じがたく(えー、俺、食えねぇからヤだよ、と私なら間違いなく言う)、世の中には自分を犠牲にしてでも周りのことを優先する素晴らしい人格者もいるのだなと宇宙人を見るような思いに駆られる。
 
 Tはいざ知らず、我が身は満腹になったところで近くの宮島水族館へと繰り出す。個人的には「スナメリ」に見応えアリ。あの人工的なまでに美しい皮膚の質感にしばし見とれる。
 その後は「焼き蠣」だの「揚げもみじ」だのを食し、土産物店で「侍」Tシャツなどを買い、6時頃に宮島に別れを告げる。
 それから広島市内に移動し、鍋物もあるバイキング食べ放題の店で再びたらふく食べる。ここでほかのDOCSメンバーやプロデューサーOさんなども合流。実のある話なんぞ一つも交わさず、さすがにみんな若いだけあって閉店10時までみんなひたすら欠食児童のようにがっつく。
 さらにその後はボウリングへとなだれ込む。オッサンはよせばいいのに張り切って投げるが、数年ぶりのボウリングはひたすら腕が痛い。相当投げ込んでいる様子ありありのM(18歳)はいきなりの200越えで、ここでも若さのパワーにひれ伏すばかり。
 結局4ゲームを投げ、とっくに午前様となり、1時近くになって解散。久々に遊びほうけた一日。たぶん明日は、体が言うことを聞かない。

厳島神社の大鳥居.JPG
鹿の向こうに厳島神社の大鳥居。
鹿の向こうに大鳥居.JPG
大鳥居を舟がくぐって通り過ぎる。優雅。この4時間後にはすっかり水が引き、大鳥居まで歩いて行けた。
世界文化遺産.JPG
ここまで堂々と掲げられると、むしろ恥ずかしい。
能舞台もありました。.JPG
能舞台もあります。屋根がクール!!
あなごめし2300円.JPG
昼飯に食べた「ふじたや」の「あなごめし」。おすましは蠣入り。2300円。こぢんまりした店ながら客足が途絶えない。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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