2012年07月16日

いじめの世界。 ――[851]生誕19,420日

 稽古場での稽古はすべて終了。6時過ぎに稽古を終えると、もはや何の役にも立たない演出家ではあるが、舞台監督の指示のもと、一兵卒となってひたすら稽古場撤収、道具積み込みに微力を注ぐ。(たかだか1時間ほどであったが)
 扁桃炎でダウンしたKはようやく熱が下がって復帰したものの声がまだ本調子でなく、蚊の鳴くような声でセリフを言う。
 「そんなんだったら帰れ。ほかの役者の稽古にならねーだろ」

 この芝居を通して耐えることを覚えた演出家は間違ってもそんな言葉は口に致しません。イケメンの顔をボコボコにしてやりたい衝動も不意に突き上げたりしません。「職場いじめ」の芝居を稽古しながら「稽古場いじめ」を横行させては、この身がおバカすぎます。「勝負は本番、勝負は本番」。ひたすら我が身に言い聞かせておく。

 大津市の中学校での「いじめ」に関する報道を、右へならえとばかりにマスコミが連日垂れ流している。しかし放送に多くの時間を割きながら、大半は野次馬報道。もっと「意見する報道」はないのかと、テレビを見るたびに呆れ果てる。

 皆様。お一人お一人の職場・学校を必ずや彷彿とさせる「いじめの世界」を携えて、吉祥寺シアターでお待ち申し上げております。『みんな豚になる』、お見逃しなく。是非に。
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建設現場でも「いじめ」が横行……?
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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