2012年08月15日

14年前。 ――[881]生誕19,450日

 終戦記念日。戦争が終わって67年。
 で、よくよく振り返って考えてみれば、敗戦から14年後に我が身は産まれている。14年?たったそれだけしか経っていない。その事実に改めて驚かされる。

 アメリカ同時多発テロが起こったのは11年前だが、鮮明に覚えている。阪神大震災、地下鉄サリン事件からはもう17年が過ぎているものの、未だに記憶に生々しい。

 今から14年前の1998年は、郵便番号が5桁から7桁になり、長野冬季オリンピックで日の丸飛行隊が日本中を歓喜の渦に巻き込んだ。毒入りカレー事件が起こって世間を驚かせ、「X Japan」のHideが自宅で首を吊り、世界のクロサワこと黒澤明がこの世を去った。小渕恵三が総理大臣になり、インドとパキスタンが核実験を行った。

 どれもこれも今から14年前。どれもこれも覚えている。
 なのに産まれる14年前のことは、当たり前だが何ひとつ覚えていない。傷跡はもちろん、敗戦後のムードも何ひとつとして。 敗戦から我が身が産まれるまでの14年。
 1998年から今に至るまでの14年。
 同じ14年でも、我が記憶への刻まれ方は天と地ほども違う。
 ということはつまり、現在20歳の若者が地下鉄サリン事件のことをまったく覚えていないのは、ごくごく当たり前のことだ。

 こうして歴史的事件も出来事も次第次第に風化していく。そしてまた人間は繰り返す、取り返しのつかない過ちを。

 そう考えると終戦から76年は、べらぼうに長い時間だ。いつまた戦争が起こっても不思議ではないほどの時が過ぎている。

 そう思いながら韓国・中国の領土問題をめぐる挑発行動のニュースを見ていると、空恐ろしくなる。

 炎天下のランニングはきっと体に悪いぞと思いながら、今日も走りに出る。そして疲労困憊してマッサージに行く。なんだかコレ、妙な循環になっていないか?などと思いつつ。

 我が体もしょーもないことを繰り返しているだけなのか?
2012-08-15.JPG

水飲み場にて。
あのー、そろそろ替わってもらっていいですか?
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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