2012年09月15日

大阪の客は手強い。 ――[912]生誕19,481日

 『誰も見たことのない場所』大阪公演、念には念を入れ、朝10時20分から新キャストのパートをひと通り、テクニカルも含めて繰り返す。あっという間に12時になり、アフタートークの段取りを確認すると、すでに開場30分前。

 マチネ公演の本番前はやはり慌ただしく、ジェットコースターのように時間が流れていく。

 午後1時30分開演。やはり新キャストがどんな出来になるのか気が気でなかったが、ベテランの女優Yは四つもの役を難なく演じ分け、本番に強い貫禄を見せつける一方、若手Nはたった一役なのに無残なほどにガッチガチに緊張しまくっているのが手に取るようにわかり、見事にセリフをミスる。
 しかし、全体としてはテンポもアップし(昨日のゲネプロより約3分30秒短縮)、まずまずの出来だったと思いながら終演後に楽屋に戻ると、男優陣がわいわい言い合っている。我が顔を見るなり、男優の一人が「古城さん、どこで観てました?一番前の下手側にいた客、見ました?」と憤然と聞いてくる。「いや、見てないけど、どうした?」「おばちゃんが一番前の席でずーーーーーーっと編み物してたんです。ずーーーーーーっと。1回も顔、上げませんでしたよ。1回もですよ。一番前で」

 ……怖い。怖すぎる。……大阪のお客様は手強い。

 その後のアフタートークには編み物おばちゃんの姿はなく、おかげさまでつつがなく終了。すぐさまバラシと積み込みにかかって、午後6時過ぎには『誰も見たことのない場所』大阪公演、すべておしまい。
 劇場を出てからは駅前の居酒屋で俳優全員と軽く打ち上げ。大阪名物(だと知らなかった)串揚げをこれでもかというほど食いまくり、食い過ぎで吐きそうになりながら、午後8時23分の「ひかり」に乗り込む。
 東京駅着は午後11時6分、我が家にたどり着いたのは12時過ぎ。長い一日であったのう。お疲れさん。

 劇場に足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。感謝!
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会場内では「自殺防止対策のパネル展」も開催。
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会場の隣のグラウンドではソフトボールに熱中するオヤジたち。自殺とは無縁の世界に見える。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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