このところ自分の体の調子がさっぱり掴めない。よっしゃ、睡眠十分と思った日に限って生あくびを連発。今日は体が軽いぞと張り切ってウォーミングアップに臨めば、いつもより体が全然伸びない、曲がらない。
この掴みどころのなさの原因は「老い」。それだけなのか?
「しばらくぶりですね」と言われたマッサージでも、首筋から肩のラインが押されるたびに、予想以上に激痛が走る。
「気持ちよさは少しもないです。痛いだけです」と、たまらずマッサージのニーチャンに訴えると、「寒いですからね、無意識に首をすくめて縮こまってませんか?」。いやま、そりゃ連日こんなに寒けりゃ縮こまりもするが、ホントに原因はそれだけなのか?
かくして、また一段と我が体の衰えを覚えつつあるというのに、さてさて、明日から『奇妙旅行』は追い込み稽古態勢に突入。我が体は無事に初日までもってくれるのだろうか。それほどに今、オノレの体のことがよくわからず、心許ない。
連日こうしてブログが更新されますと
なんと言いますか逆に……
たじろいでしまいます(笑)
自分が思っている身体の状態と
実際の身体の状態が異なると
これまた どうしてよいやら悩んでしまいますよね。
ただ案外
後から振り返ると
そんな心許ない状態のときに
休むにしろ 足掻く(?)にしろ
なんやかんや試すことが
いつの間にか 何かを積み上げているということであったりして
人生において結構大切な時間だったりするように思っています。
(気休めにもならない言葉で申し訳ない限りです)
「早く早く 春よ来い」とは
すなわち
「早く早く (舞台の)幕よ開け」と捉えればよいのでしょうか?!
次回公演にむけ お身体を大切になさっていただければと願います。
寒さがことのほか苦手な演出家は、本気で早く春になれ桜咲けと願っておりますが、芝居の初日のほうはできれば1カ月ほど延期してもらいたいです。まだまだたっぷりと、この芝居との格闘を楽しみたいゆえ。
芝居も積み上げることが大切ですからね。
頑張りますぞ!